ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析

2/10(土)米国株は高値更新中の背景には

 

投資家は年内の利下げ観測に引き続きかけているからです。

 

S&P500種が終値で初の5000台

 

米経済の失速はなさそうだと認識されたこと

 

景気の改善や健全な利益、インフレ率の低下が相場上昇を押し上げていますね(^^♪

 

 

ここで私なりFXで勝ち続ける為に、これだけは絶対に抑えておきたいことをできるだけ簡潔にお伝えできたらなと思います。

 

大きな値動きの背景には必ずファンダ的要因がからんでいるからです!

 

ファンダメンタルズ分析はテクニカル分析とは違って、大きな時間軸で捉えることができます。

 

時間軸で捉えると、日足、週足よりも大きな時間軸であるということです。

 

 

例えば、2022年4月からドル円のチャートは見る見る上昇しましたよね(^^♪

 

この背景には、アメリカのインフレが進み金利を上げていったからドル円が上昇しました。

 

当然金利が上がるという事は、円を持っているよりドルを持っていた方が金利が付きますよね(^^♪

当然、円が売られてドルが買われ続けたから、ドル円が上昇しました。

 

これが、ファンダメンタルズです!

 

今の話を聞いて何か難しいと感じましたか?

そうなんです!別に難しくないんです。

最初はこんな感じで大丈夫です(^^♪

 

ファンダメンタルズ分析のポイント

大きな相場のトレンドを予想することです!

 

先ほど簡単ではありますが、おおまかでは金利が高い通貨が買われます!

当然ですよね(^^♪

 

金利を上げれば金利を上げた国にお金が流れ、逆に金利を下げれば預けていたお金は違う所に移動しもっと資金効率のいいところに移しますよね(^^♪

 

簡単ではありますがこれが基本です!

 

後はその都度発表される経済指標によって変動します。

 

ファンダメンタルズ分析を全く取り入れないというのは、テクニカル分析をする上でも最上位足を無視していることになるので、

 

例え大きな含み益があったとしても、幻になる可能性があります。逆に含み損が出ている時に、ほったらかしでは強制ロスカットになるかもしれなので、最低限、必要なファンダメンタルズ分析を紹介します(^^♪

 

 

これが出来ると、テクニカル分析でトレードしつつ「ファンダメンタルズ分析」で補強して、

備えることが出来るので、無駄なエントリーや根拠のないエントリーをしなくなりました(^^♪

 

まずはこの3つを!

FXに必要なファンダメンタルズ3大項目

  1. 金融政策
  2. 財政政策
  3. 経済指標

 

1.金融政策について

 

金融政策とは各国の中央銀行がその国の経済を支える為に実施する金融面の政策のことです。

 

これはFXを取引する上で3大市場と呼ばれる

  1. 東京市場
  2. ロンドン市場
  3. NY市場

金融政策は大きく分けて3つです!

 

主要3か国の金融政策

  1. 日本:日銀金融政策決定会合
  2. 欧州:ECB理事会
  3. 米国:米FOMC

 

日銀金融政策決定会合

 

ドル円やクロス円を取引する上では、日銀の動向は常に意識しなければなりません!

実際にチャートを見てみましょう。

 

 

これは、ドル円チャートですが、しっかり金融政策で動いているのが分かると思います。

 

この情報を知らずしてFXを取引してしまと、その場その場の値動きに踊らされ、戦略を持ってトレードすることが難しいと思います。

 

なぜ、大きく上昇しているのか?下落しているのか?またトレンドが転換したのか?値動きが大きく動いた背景には、ファンダ的要因があるから、大きく動きます!

 

ファンダメンタルズを知らないと、むしろ負けるリスクは大幅に上がります

 

ECB理事会

ECBの略は(European Central Bank )  欧州中央銀行です。

ECB理事会とは欧州中央銀行の最高意思決定機関のことで、ユーロ圏の統一的な

金融政策を決定する機関のことです。

 

関連

議事要旨が公開されないため、理事会終了後の記者会見が投資家から注目されています。

 

注意ポイント

例えばユーロ安になると、ユーロ円が下落(ユーロ安円高)、それを通じてドル円も下落(ドル安円高)する可能性があるので、ドル円をトレードする人も、その他の通貨の値動きには注意をしたいところです。

米FOMC

 

世界最大の国、米国の金融政策です!

 

米国の金融政策を決める会合のことを「FOMC」といいます。

FOMCFederal Open Market Committee)とは、米連邦準備理事会(FRB)が開く、米国の金融政策を決める最高意思決定機関です。

 

 

FOMCは年に8回開催されます。

 

米国が利上げ(金利が上昇)をすれば、世界中のお金が、安全性が高くなおかつ高い利回りが望める米国に

流れ込みます。

 

この現象がしたのチャートになります(^^♪

 

関連

逆にその他の新興国などの国は、マネーの流出が起きるので、新興国通貨(トルコリラやメキシコペソなど)の売り材料になります。

 

2024年2月11日現在では、利下げフェーズに入ろうとしている為、これからどんどん上昇していくというのは、難しい局面でもあります。

 

その背景には、米国のインフレがおさまりつつあるからです。

しかしながら、目標の2%までもう少しだが、以前米国の経済指標の結果が良いことから、利下げの時期が遅れるかもしれません。

また、日銀の金融政策も絡んできますので、このあたりの温度差も要注目です!

 

まとめると、

米国の利下げが遅れると「ドル高要因」

日銀がマイナス金利解除=金融引き締めで「円高」

こういう形で大枠な流れを理解することで、チャートの値動きに対しても

戦略をもってトレードしやすくなります(^^♪

 

2024年主要各国政策金利表

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日本 -0.10                      
米国 5.50                      
欧州 4.50                      
英国 5.25 5.25                    
カナダ 5.00                      
豪州 4.35                      
NZ 5.50                      
スイス 1.75                      
香港 5.75                      
南アフリカ 8.25                      
中国 4.35                      
トルコ 45.00                      
ノルウェー 4.50                      
スウェーデン 4.00 4.00                    
メキシコ 11.25                      
ロシア 16.00                    

2024年政策金利発表スケジュール

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日本 23   19 26   14 31   20 31   19
米国 31   20   1 12 31   18   7 18
欧州 25   7 11   6 18   12 17   12
英国   1 21   9 20   1 19   7 19
カナダ 24   6 10   5 24   4 23   11
豪州   6 19   7 18   6 24   5 10
NZ   28   10 22   10 14   9 27  
スイス     21     20     26     12
香港                        
南アフリカ 25   27   30   18   19   21  
中国 22 20 20 22 20 20 22 20 20 21 20 20
トルコ 25 22 21                  
ノルウェー 25   21   3 20   15 19   7 19
スウェーデン   1 27   8 27   20 25   7 19
メキシコ   8 21   9 27   8 26   14 19
ロシア   16 22 26   7 26   13 25   20

財政政策について

 

財政政策とは、政府がインフラ投資などの支出を行い、国の経済を改善させようとする政策のことです。

 

為替に与える影響は、

 

例えば、大規模なインフラ投資(オリンピックなど)

仮に米国で開催されるなると、米国の景気がよくなる→株が上がる→米国にマネーが流出する

というシナリオで米ドル圧力が強まります。つまり、ドル円は、ドル高円安の流れが強まるということです。

 

注意ポイント

一方、日本で置き換えると、日本の景気が良くなる→日経平均が上昇→日本にマネーが流出するというシナリオまでは一緒だが、それで円高になるかというと難しいところです。それは、日経平均が上昇、つまり『リスクオン』の時は円が売られ、逆に景気が悪い『リスクオフ』の時は円が買われるというパターンが今の市場でできているからです(;^ω^)

 

リスクオンとは?

将来的に好景気が予想される状態になり、投資家達がリスクをとっている状態です。

 

リスクオンになると

  • 原油
  • オセアニア通貨
  • 新興国通貨

 

などが積極的に買われやすくなります(^^♪

米ドル・円などは売られやすくなります。

 

リスクオフになると

  • ゴールド
  • 米ドル
  • スイスフラン

などが買われやすくなります(^^♪

株・原油・オセアニア通貨・新興国通貨は売られやすくなります。

 

最後に…

 

経済指標

 

注意ポイント

経済指標は発表直後に相場に大きな影響を与え、その後トレンドにも大きな影響をもたらします!

 

経済指標と一言で言っても、米国や欧州、日本など各国でたくさんの指標があり、全てを把握するのは

難しいと思うので…

 

最も重要な3つの経済指標を紹介します(^^♪

最重要な3つの経済指標

  1. 米雇用統計
  2. 米CPI
  3. 米小売売上高

米雇用統計

米雇用統計はトレーダーであれば誰もが知っている超重要な経済指標です!

毎月の第一金曜日に発表されます。

大きく値動きが予想されるので、注意してくださいね。

米CPI

CPI(Consumer Price Index)

米CPIは消費者物価指数です!

米国の金融政策の2つの目的は、

  • 「雇用の極大化」
  • 「物価の安定」

 

現在に置き換えると、2年前にインフレ率が過熱気味(物価上昇)し、積極的に利上げをし→米ドル金利上昇になり→米ドル高でドル円は上昇しました。

 

そして利上げの効果もあり、インフレ率が低下してきた為、今度は、「利下げフェーズ」ということになりますが、

2024年2月10日現在では、米経済指標の結果もよく、「利下げ」の開始時期が遅れると、

 

ドル円は下落しにく状況でもあります。

この背景には、日銀の金融政策と金融緩和の思惑から、円が買われにくい地合いだからです(;^ω^)

仮にインフレ率が低下(物価が下落)したら、利下げ→米ドル金利低下→米ドル安というシナリオが予想されます。

 

米小売売上高

 

どこの国も同じだが、消費の強弱は直接経済の温度を示しているので、

消費が落ち込めば、景気が悪いと判断できるし、消費がよかったら

景気がいいことが分かります。

 

経済指標を早く確認する為に

経済指標が発表されていち早く情報を知る方法は?

FXトレーダーにおススメは、経済指標が発表された瞬間に瞬時に情報を開示してくれるアプリです(^^♪

口座開設(無料)をすればアプリにログインでき、情報を入手できます!

 

おススメ:DMM FX

国内口座数トップクラスを誇るDMM FXです(^^♪

DMM FXのアプリでは、

マーケットの情報として経済指標やニュースの情報を素早く入手することが可能です(^^♪

アプリ自体も使いやすく、多くのユーザーに支持されています。

私も国内口座はDMM FXを使用しています。

この記事は2024年2月11日(日なので、FXは休みですがアプリの内容だけ紹介します(^^♪

 

 

 

 

 

 

ファンダメンタルズ分析を全て把握すことは難しいが、重要な経済指標を見る癖をつけることにより、テクニカル分析だけでなく、大局を把握することで、テクニカル分析もより精度があがります!

 

必ず大きな値動きの背景には、ファンダ的要因があります。だから情報をいち早くゲットする為に口座開設してPC又アプリで情報を確認しましょう!

 

これをすることで、あなたのFXトレードの内容も大きく変わることでしょう!

 

私はあなたを応援しています(^^♪

 

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