テクニカル手法

トレード手法

私が毎日行っている相場環境認識の流れを紹介します。

 

私のトレードスタイルは「チャート重視」。ファンダメンタルズで補強。一般的に「トレンドフォロー」です。

日々行っているのは、トレンドを探し、転換点はどこにあるのか、トレンドはどこまで続くのかの検討です。

 

最初に行っていることは?

 

私はまず、「チャート」を見ます。人それぞれ分析法が違います。十人十色です!

だからこれが正解とかは特にないです。

 

私はなぜ「チャート」を重視するかというと、「チャートに表された値動きこそが嘘偽りのない真実」だからです!

先にSNSやニュースを見てしまうと余計な「バイアス」がかかり、そうなってほしいとか、そうなりそうとか変な先入観を持って相場を見てしまうからです!だから私は「事実」に対して裏付けを取り、今起きている事実に対して、値動きとあっているかを確認します。

 

相場環境の3つの認識

  1. トレンドの認識
  2. サポートやレジスタンスの認識
  3. 最後にファンダメンタルズの認識   です。

トレンドを見極める!

トレンド認識とは、上位足から環境認識を行い現在の相場が、

  • 上昇トレンド
  • 下降トレンド
  • レンジ(横ばい)

👆の3つの状況を確認することです。

その上で上昇トレンドであれば「買い」、下降トレンドであれば「売り」、横ばいであれば、「様子見」の選択肢を取るように判断します。

👆私が使用している国内チャートツール(DMM FX)はここからどうぞ♪

 

トレンド認識に加えて、トレンドの障害となる、サポートラインレジスタンスラインがどの価格水準にあたるかを認識します!

 

例えば👆でも相場分析した結果、トレンドが上昇にきりかわったとしても、現在レートの上にレジスタンスライン(抵抗線)があった場合、買いエントリーは見送るかレジスタンスラインを上抜けした後に買った方が得策です!

 

なぜなら、買いエントリーの後にすぐ上のレジスタンスラインで反転してしまうリスクがあるからです!

 

 

トレンドを判断する方法は?

相場分析は10人10色で、どんなトレンドなのかを判断する方法は人それぞれです。

 

私は、「ダウ理論」と「水平線」を使い、それに過去の一定期間の平均価格を結んだ「移動平均線」

を使い環境認識をしています。

 

相場の世界に正解がない以上、どのテクニカル分析が一番有効なのかを議論することはあまり意味がありません。重要なのは、自分が決めた方法を最後まで一貫して貫き通すことです!!そして貫き通すことで、自分のルールが確立され、メンタルも安定します。

 

ダウ理論について

  • 「ダウ理論」とは米国のジャーナリストであるチャールズ・ダウ(1851年~1902年)は投資の世界に多大な功績を残した人物です。ダウ理論の6つの基本原則があります!この中で最後が一番重要になります。
  1. 基本原則①:平均価格は全ての事象を織り込む。
  2. 基本原則②:トレンドには3種類ある。
  3. 基本原則③:長期トレンドは3段階からなる。
  4. 基本原則④:平均は相互に確認されなければならない。
  5. 基本原則⑤:トレンドは出来高でも確認されなければならない。
  6. 基本原則⑥:トレンドは転換の明確なシグナルが出るまで継続する。

 

この中でトレンド判断にて使用する特に重要な原則が、6番目の理論です。「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」です。

 

ダウ理論では、上昇トレンドでは「高値と安値がそれぞれ切りあがり」、下降トレンドでは「高値と安値がそれぞれ切り下げる」と定義されます。言葉で説明すると非常にシンプルですが、実はかなり奥が深い理論です。

 

そして、そのトレンドが明確な転換シグナルが発生しない限り続くということです!!

手法自体はシンプルで、チャート分析をもとにダウ理論、水平線、移動平均線を使用し、

 

月足などの上位足から順に環境認識を行います。

 

上位足で相場環境認識をして下位足でエントリーを狙います!

 

トレードの基本として、1種類の時間軸のチャートだけ分析してトレードするのではなく、

 

月足<週足<日足<4時間足<1時間足と各時間足でダウ理論と水平線をもとに目線を追いながら、

トレード戦略を立てています。これを「マルチタイムフレーム分析」といいます。

 

  1. 時間軸の長い上位足(週足<日足<4時間足)で環境認識を行います。
  2. 時間軸の短い下位足(1時間足<15分足)でエントリーポイントを探します。

相場はフラクタル構造であると理解することです!

 

 

 

「フラクタル」とは図形の全体をいくつかの部分に分解していった時に全体と同じ形がされていく構造のことをいいます。

 

マルチタイムフレーム分析は「木を見て森を見ず」にならないことがメリットです。

FXで例えると、大きな時間軸の中に小さな時間軸で同じ動きをしている。

 

大きな時間軸 = 森    小さな時間軸が = 木  のイメージです(^^♪

 

そしてチャートの値動きを「ファンダメンタルズ要因」と照らし合わせながら、

目線を追っていく感じです。この作業は値動きの答え合わせ的な感じですね(^^♪

分かりやすく例えると、環境認識の最上位が「ファンダメンタルズ」です。

大きな値動きの背景には、必ず「ファンダ的要因」があります。

 

「ファンダメンタルズ分析」は経済指標や金融政策会合などのイベントスケジュールを把握することはもちろんのこと、経済指標の結果を受けて市場の反応や今後の織り込み具合を確認します。そして、今後の大きな方向性の確認を「チャート」を見ながら分析し、何パターンもシナリオをつくります。

 

特に「中長期スタイル」になると、大きな影響があるので、「ファンダメンタルズ」は

無視できないでしょう!

 

基本は「ファンダメンタルズ」に順張りです!!

 

その後、チャートパターン、ローソク足のプライスアクション、短期足でのダウ点、グランビルの法則

などから読み取れる相場参加者の心理をフルに活用し、エントリー根拠、決済根拠としている

裁量トレードです。

 

どんな相場状況であっても、

『相場から読み取れる情報や相場参加者の心理を知識や経験をもとに的確に判断し、自らの裁量でトレードを行える』

のが『裁量トレード』です!

 

トレンドが出た場合はエリオット波動が形成されます。

 

チャートを長期的に俯瞰(物事の全体像)してみた時に、底と天井に何らかの法則性があるように見えます。これは、景気がよかったり不景気になったりのサイクルとの関連性が理由とされています。

 

 

この理論をチャート上の値動きで確率したのが「エリオット波動理論」です。

 

「エリオット波動理論」はよく「後付け理論」とも言われたりしますが…

※相場の世界では絶対こうなる保証はありませんが…これは「相場参加者の心理」をついた理論です!!

 

「エリオット波動」は米株アナリストのラルフ・ネルソン・エリオットによって1938年に研究・発見された歴史ある理論です。

 

この理論を一言で表すと、「相場の波動は5つの推進波3つの調整波を基本として一つの周期が成り立っているという考え方です。」

 

👆私が使用しているチャートツール(FXTF)はここからどうぞ♪

 

これらの基本原則に相場はいくつもの「フラクタル構造」になっています!!

 

この「フラクタル構造」をもっとかみくだいて言うと、大きな推進波1波に小さな推進波5波があるということです!

 

だから私は環境認識を行う時は、毎日必ず月足<週足<日足<4時間足で相場の方向性の目線を確認しています。

 

これが「相場の原理原則」を理解するということです!!

 

この周期は「人間の集団心理」によって繰り返されるということです!!

値動きの「本質」を理解することにつながります!

 

「ダウ理論」と「エリオット波動理論」の関係性を見ると、

「ダウ理論」は高値と安値が切り上げで「上昇トレンド」です。反対に高値と安値が切り下げで「下降トレンド」です。そして「ダウ理論」でもっとも重要なのは、「トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する」ということで!!

 

 

「ダウ理論」でつくられたトレンドが一つの波を作っていきます。これが最終的に「エリオット波動理論」となります。だから、「後付け理論」とも言います。

 

この「エリオット波動理論」を使った最もシンプルなエントリー方法は、1波を上に抜けた時、またサポートされた時です!

ここが一番利益が狙えるポイントです。

 

エリオット波動理論で一番利益を伸ばせるのが「第3波」です。

 

なぜ、一番狙えるポイントかと言うと、「相場参加者の心理」が一致するポイントだからです!!

みんな同じ所で「買いたい」「売りたい」と思っているからです!!

 

ココに注意

エリオット波動が成立するためにはルールがあります!!👇

 

 

エリオット波動の3原則です!!

 

上記原則を満たしていれば、エリオット波動が成立しその後の波を予測しやすくなりますが、絶対にこなるというのは誰にも分かりません!!

 

突然な「ファンダ的要因」が発生するかもしれません!!

 

だから私たちが相場にむけてできる唯一の武器は「損失を限定させること」です。

思惑通りにいかなかった場合は、「様子見」です。

 

この相場の原理原則を理解したうえで、自分の「トレードルールを明確」にし、それを必ず守るだけです!!

 

初心者の時に最もおちいりやすい失敗は、正しい情報に触れることなく、簡単な情報に飛びついてしまい、間違った思考で取引を続けている限り成功はありません!!そしてその時に人間がとる行動も間違っているから、損失だけが膨らむことになります!これは「行動心理学」といって人間はお金が絡むと必然的に「損」取る行動をするからです!こういったこともこのブログのなかでは、話していきますのでチェックしてほしと思います。必ずトレードスキル行動につながると思います。

 

でも、これからは自信を持ってトレードスキルを磨いてほしいと思います。

なぜなら、今あなたは何をしないといけないか分かったからです!!

 

今まで利益が出せなかった人や、又利益を出せてもチキン利食いをしてしまい思うようにトレードできなかった人や損切りができなかった人や、「損小利大」トレードができなかった人…

 

 

これからFXを新しく始める人…

ここで重要なことがあります。

 

ある程度何をしなければいけないかという事は、分かっていただけたと思いますがFXはいくら手法ややり方を分かっても勝てない世界なんです!

それが、「欲と恐怖」です!これを克服できて初めて利益がついてきます。

 

人間はお金が絡むとどうしても「損をする」行動をとってしまいがちになります。

 

その為に「トレードルール」を守ることで克服できます!!

 

その為には実践的なトレードをするしかありません!!

 

 

 

 

 

 

 

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