ドル円の行方はいかに?
本日は、大注目イベント米消費者物価指数(CPI)の発表があります。
気になるのがドル円の方向性ですね(;^ω^)
アメリカの利下げか?日銀の利上げか?
みたいな感じですけど、現状はアメリカ経済が強く利下げ時期の先送り
や利下げ回数の減少によりドル高に推移しています(^^♪
だが、日銀は大きく金融政策の変更しました!
日銀による利上げは2007年2月以来およそ17年ぶりですね(;^ω^)
まず、2016年1月の導入決定以来、大規模な金融緩和の柱となってきた『マイナス金利解除』をやめました。
それと、イールドカーブ・コントロールと呼ばれる金融政策の枠組みを終了しました。
また、ETF(上場投資信託)とREIT(不動産投資信託)の新規購入も終了しました。
以上3点大きな金融政策の変更を実施しました(^^♪
しかしながら、円高に振れるどころか円売りとなっています…
まぁこの背景には、マイナス金利解除後の金融緩和継続が市場に浸透していることから、
日米の金利差縮小にならない為、大きな円買いとはならないというのが今のドル円相場ですね(;^ω^)
ドル円月足
月足で見ると、160円まで抵抗帯がありません(;^ω^)
現状は、152円の攻防により2週間以上停滞している状態が続いています…この背景にはアメリカの経済が強くなかなか利下げできる状態に至っていない為、米金利上昇のドル高で推移している状態です。
本日、発表される米CPIの結果次第では、大きく動くかもしれませんが…
152円越えは、介入警戒からもあり、円を下支えしている。
今回の米CPIの結果を受けて、米金融政策の見通しがどう変わるかが重要です!!
もし、予想を上回り、6月利下げが難しいとなるともう一段階米金利上昇の可能性もありえる状況ですね(;^ω^)
ドル円週足
ドル円週足です!
上昇の形が出来上がっています!!
アセンティングトライアングルです!
ポイント
アセンティングトライアングルとは、上昇相場で見られる保ち合いのチャートパターンです!
パターンの特徴は以下の通りです。
- 水平なレジスタンスラインで何度も反発している
- サポートラインで何度も反発し、安値を切り上げている
- 最終的にはレジスタンスラインを上にブレイクすると…
何度も上を抑えつけられている中で、それでも安値を切り上げてエネルギーを貯めている状態(売り買いの注文がパンパンの状態)です。
上をブレイクしたらすさまじい勢いで上昇していきます!
しかも今回は週足レベルでのブレイクとなると…
しかしながら、為替介入の警戒感もある為、だましとなって戻ってくる可能性も十分考えられます。
相場の世界に絶対こうなるというのはないので、しっかり何通りのシナリオを準備しておく
必要がありますね(;^ω^)
ドル円日足
ドル円の日足です。
赤丸から赤丸にフィボナッチを当ててみました。
上に抜けたとしても、レジスタンスになりそうなラインです。
123.60%が153.250円
138.20%が154.049円
161.80%が155.342円です。
一応世間では上抜けすると155円までは、上昇すると言われていますが、あくまでもシナリオです(^^♪
もし強いファンダの材料が出れば十分想定範囲内ですね(^^♪
米CPIの結果が好結果となると、利下げ時期が後退しつつ、利上げの可能性もあるので、ファンダとテクニカルの材料が一致するとなると、ドル円は大きな上昇材料になりますね(^^♪
米CPIの発表されるドル円のレートの発射台にも注目ですね(^^♪
18時15分現在では、151.859円で推移しています。
もうすでに152円を試す値動きになっていますね(;^ω^)