ポンド円 環境認識 通貨ペア

ポンド円

環境認識

※要人発言

【日本】

植田日銀総裁

マイナス金利解除しても緩和的な金融環境当面続く」と先週と同じ内容のコメント

鈴木財務相

円安はプラスとマイナスの両面ある、高い緊張感持って為替市場を注視
金融政策は日銀の独立性を尊重しなければいけない、日銀にお任せする

ポイント

緩和政策の面が再確認されていて、円相場には円安圧力が働きやすい材料が多い。

 

【米国】

ボスティック・アトランタ連銀総裁

労働市場と経済が依然として好調であることから利下げを急ぐ必要はない
インフレが中銀目標である2%に向かって低下しているということにまだ納得していない
1月CPIが予想を上回ったことは異常、これはインフレとの戦いがまだ終わっていないことを意味する

 

16時に発表された英小売売上高は前年比+0.7%と予想外の上昇!!

詳細は、

  • 1月小売売上高コア(前月比)前回:-2.1% 予想:-1.6% 結果:0.7%
  • 1月小売売上高コア(前年比)前回:-3.5% 予想:1.7% 結果:3.2%
  • 1月小売売上高(前月比)  前回:-3.3% 予想:1.5% 結果:3.4%
  • 1月小売売上高(前年比)  前回:-2.4% 予想:-1.4% 結果:0.7%

大きく上振れし、ポンド買いに…

この結果を踏まえて、円との兼ね合いも見ながらチャート分析を

していきたいと思います

 

ポンド円日足

 

日足では、前回何度も上値をおさえられていが、米CPIの結果の影響もあってかクロス円も連れ高となり、日足のローソク足実体で大きく上抜けし、上昇トレンドが再開しました。

 

反対に円は、日銀は「金融緩和継続」の姿勢を示しているので、円が買われる地合いでない。

 

昨日は英消費者物価指数(CPI)の結果が悪かったので下落しましたが、前日の日足のロウソク足を見ると、しっかり買い支えが入ったのが分かります。

 

それは、実体よりも「下ひげ」が長いからです!

これだけでも「相場参加者の心理」が読み取れますよね(^^♪

 

ポンド円4時間足

 

4時間足では、赤丸の部分に強い買いの勢力が入ったのが、ローソク足から読み取れます。

 

赤丸は日足で見ると、長い下ひげの部分になります(^^♪

 

日足では何度も上値を抑えられてきた高値を抜けたことにより、今度はそこが強いサポートラインにきりかわります。(青いゾーンです)

これが「レジサポ転換」ですね(^^♪

 

日足レベルでは信頼度が高くなります。

 

ここを今度下抜けるには、強いファンダの材料がないと簡単には抜けません。

 

ポンド円1時間足

 

赤いゾーンは日足レベルでのレンジ相場です。

1時間足で見ても、最高値の起点を割れることなく

強い買い支えがあり、再度高値更新に向けて上昇の勢いが強いのが分かります。

『ダウ理論』の定義にもあるように、「トレンドは明確なサインが出るまで続く」ということです。

 

本日は英小売売上高が予想よりも大きく上振れした為、より上昇する材料となります。

 

反対に円は、マイナス金利を解除したとしても「金融緩和継続」の姿勢を継続すると、日銀総裁が言っている以上、金利差の影響から円を買う理由が見つからないということです(;^ω^)

通常であれば、一度利上げフェーズに入ると、どんどん上がるイメージがあるが、そうならないとハッキリ言っています(;^ω^)

 

金利差が縮小しないので今すぐ買う理由がないですよね(^^♪

後上値が重たくなる理由としては、「為替介入」の懸念です!

 

これに関してはポンドよりドルですね。

ドルの動きには要注目です。

 

ドルが急騰する動きがあれば「口先介入」もきつくなり、

市場をけん制する発言が頻発すれば要注意ですね。

 

じわじわと上昇する分に関して「為替介入」ははいりにくいと考えています。

 

テクニカル×ファンダ×「市場参加者」を見てトレードすると、

自分なり明確な根拠を持ってトレードすることができます(^^♪

 

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